前回はジャズの本を紹介しました。最後にちらりと触れた「ニューオリンズ行進曲」は、ただいまわくわくしながら読んでるところ。ニューオリンズでジャズ一まみれの生活!著者夫婦の無鉄砲さが清々しいです。
ジャズといえばニューオリンズ、そしてサッチモ…ときたら当然、「カムカムエブリバディ」ですよね!…って強引すぎですみません。今回は朝ドラの絵を紹介します。
こちらは青山のピンポイントギャラリーで毎年開催される、イラストレーターや絵本作家100人が同じテーマで絵を描く企画展「100人展」へ出品した1枚です。2023年のテーマは「友」で、私はおなじみ朝ドラの「ヒロインの友」を描きました。

朝ドラのヒロインにはたいてい幼馴染の親友がいて(今の「虎に翼」では花江がそうですね)彼女たちも時代の波や世間に揉まれつつ、時にヒロインと反目しつつ、我が道を力強く歩いていきます。そんな大好きな彼女たちへ愛を込めて。
左から順に「ひよっこ」の時子、「カムカムエブリバディ」のきぬちゃん、「カーネーション」の奈津、「おかえりモネ」のすーちゃん、「花子とアン」の醍醐さんです。後ろのウェイトレスは「舞いあがれ!」の久留美。
私、子供のころは家族と一緒に見ていたけど、大人になってからはすっかり朝ドラから離れていました。再び見始めたのは「あまちゃん」から。それですっかりハマり、それ以降のレギュラー放送はほぼ欠かさず見て、時には夕方の再放送やNHKオンデマンドなどで過去の朝ドラも何本か後追いしました。
で、イラスト。「ヒロインの友、誰を描こうかな?」と候補をしぼる時には(もちろん好きな作品、好きな「友」を選んだのですがその中でも)いろんな時代が混ざると面白いかなと考えました。この絵の中でいちばん古いのは「花子とアン」で大正時代、新しいのは「おかえりモネ」と「舞いあがれ!」で平成ですね。それぞれ、そのドラマにちなんだ飲み物やオヤツも一緒に描いています。もっともドラマの中で、すーちゃんがタピオカを飲んでるシーンはとくに無かったと思うんですが、流行りモノ大好きな彼女のこと、ぜったい出始めのころ並んで買っただろうなーと想像して。
彼女たちらしいファッションや表情を考えるのも、こういう絵を描くときには楽しいものです。何作かは録画してあったので、それを見返して写真を撮って描きました。あと、演じた女優たちの身長も調べて、いちおう、それも絵に反映させてあります。だれも気にしないと思うんですが….(笑)
タッチは、昭和の懐かしいイラスト、たとえば私が子供のころ持っていた「おしゃれ図鑑」みたいな本、あるいはサンリオの「いちご新聞」に載っていたようなイラストをイメージして、その雰囲気を反映させたいと思いました。丸ペンに茶色いインクをつけてカリカリと描いた上から水彩と色鉛筆で着彩しています。
こんな感じで朝ドラ大好きな私、それならいつかぜひ、朝ドラのオープニングの絵を描いてみたい…あわわ、言っちゃった。ひじょーに図々しい大それた夢ですが、言うだけならタダですからね(笑)。精進いたします。
