「お仕事アーカイブ」です。過去の仕事のなかから、今また見ていただきたいものをピックアップしてご紹介しています
今回は小冊子のJ-WAVEのタイムテーブル。毎月、違うイラストレーターが「東京」の風景を描くことになっていました。贅沢ですね。私はすぐに床屋を描こう!と思いました。床屋が好きで、知らず知らず写真も撮っていたので。

谷中の床屋と、うちの近所の床屋、両方の写真を見て組み合わせて描いています。入り口のあたりが谷中、建物全体はうちの近所、です。
床屋が好きという人はけっこう多いんじゃないでしょうか。なんででしょうね、全体にちょっとレトロな雰囲気があるから?タイルや床の模様、椅子や小物も床屋ならではのものだし、そういう意匠が楽しいんですよね。
ハワイのチャイナタウンでも床屋の写真を撮り、それを絵にしたのがこちらです。


ついでに。NYはブルックリンの床屋さんの写真もご紹介します。
「いい感じのバーバーショップ!」と外からぱぱっと数枚写真を撮ったところ、お店の人が表に出てきたので「うわっ、おこられる!」と思いきや、「どこから来たの?うちの店、いいでしょ?中に入ってもっと写真撮ってよ」とフレンドリーに言ってくださった。
えー、いいんですかー?とお邪魔して、何枚か撮らせてもらいました。まだカメラはフィルムの時代でした。


こちらがお店のオーナーさん。たしか、けっこうな高齢でしたが自慢げに「オレ、もう⚪︎⚪︎歳だけど、まだまだ!」みたいな感じで、頼んでもいないのにポーズを取ってくれました。思い出すとホノボノします。


この床屋さんの写真から、仕事の絵に生かしたのがこちら(JR eastの広報誌のイラストです)。壁のグリーンと扇風機はベトナムの写真を参考に。NYからどこか暖かい異国(中南米かな)のイメージに変えました。
そのベトナムでも、やはり目に入ったら写真を撮らずにはいられず。

手元には他にも床屋の写真があります。これだけあるんだから、「床屋絵」もシリーズ化できそうです。描きたいものはたくさん。焦らずに描いていきます。
